おれさまは、「しばっきん」その6
しばらくすると「しばっきん」のあたまのうえに
おおきなかげがひろがりました。
「なんだ、なんだ?」
「しばっきん」は、あたまのうえをみあげました。
そこには「しばっきん」よりはるかにおおきな
はぶらしがありました。

「これは、たいへんだ!」
そういって「しばっきん」はあたまをひくくして
ちいさくまるまりました。
「しばっきん」のあたまのうえを
はぶらしがよこぎります。
ごしごし・・・
はぶらしは、ほんのすうびょうかんだけ
「ごしごし」といって
むこうへいってしまいました。