ぽわんとうるえ 「泣いてもいいよ」その2

ぽわんとうるえ 「泣いてもいいよ」

「ぽわんー!

ぽーわーんー

早はやくおいでよう!」

 

うるえが遠とおくから呼よんでいます。

 

「ちょ、

ちょっと待まってよぅー」

 

ぽわんは、バシャバシャと水みずをかき分わけ、ようやく岩いわまでたどり着つきました。

 

「僕ぼくが一番いちばんで、

ぽわんが二番にばんだなぁ」

 

ケラケラとうるえは笑わらっています。

 

-ビリっけつぽわん-

 

ぽわんは、昨日きのう言いわれた事ことを思おもい出だしました。

 

「岩いわの上うえに乗のろうか?」

 

うるえはヒョイと岩いわに飛とび乗のると、右手みぎてをぽわんに差さし出だしました。

 

「ぽわん、おいで」

「うん…」

 

二人ふたりは岩いわの上うえに寝ねっころがって、空そらを眺ながめました。

 

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