おれさまは、「しばっきん」その10
ひろい「いえ」が「しばっきん」でいっぱいになるころ
ゆうくんは、おかあさんに
「は」がいたいといいました。
いままでずっと
「は」が、いたかったのですが
はいしゃにいくのがこわくて
いえなかったのです。
ですが、とうとう
がまんができないほどの
いたみにかわりました。
ゆうくんは、おかあさんといっしょに
はいしゃさんへいくことになりました。

はいしゃさんは、ゆうくんのくちのなかをみていいました。
「これは、ずいぶんといたみがでているだろうね。
むしばきんが、「は」のなかでいっぱいになって
ばくはつすんぜんだよ。」