「モモちゃん、おきて、
あさですよ!」
やさしいおかあさんのこえがして、
モモちゃんはめがさめました。
「あれ?
ぼんおどりは??」
「うふふ、モモちゃん。
ねぼけてるのかな?
ぼんおどりはこんやですよ。
ほいくえんからかえってきたら、
ゆかたにきがえて
おばあちゃんのおうちにいきましょうね。」
おかあさんにそういわれて、
モモちゃんは
さっきのできごとは
ゆめだったのか?とおもいました。
あさのしたくがおわり
モモちゃんがいえからでると
どこからともなく
ドドン、ドン
ピーヒャララ、ピー
と、
たいことふえのおとがきこえてきました。
「モモちゃん、
おまつりのおとがきこえるね。」
おかあさんが
おとのするほうにゆびをさしていいました。
「わたし、しってるよ!
こんやは、
みんながたのしみにしている
ぼんおどりだもんね!」
モモちゃんはげんきいっぱいにこたえました。
おかあさんは
そうね、といいながら
ふふっとわらい
そっとモモちゃんとてをつなぎました。
そんなモモちゃんとおかあさんのかいわを
とおくのもりで
しろへびは
うん、うん、といいながら
うれしそうにきいていました。
こんやは、
モモちゃんのまちで
ぼんおどりです。
モモちゃんのなつまつり おわり
