おれさまは、「しばっきん」12 最終話

「・・・・う~ん・・・」

「しばっきん」は、めをさましました。

 

はいしゃさんが、ゆうくんのくちのなかをちりょうしたので、

「しばっきん」は、きをうしなっていたのです。

 

「どうやら、きをうしなっていたようだ。

あの、いまいましい、はいしゃめ。

あぁ・・・あんなにたくさんのなかまがいたのに。

みんないなくなってしまったぞ・・・」

 

そして、「しばっきん」じしんも

まえよりちいさくなってしまったようです。

 

ちいさくなった「しばっきん」は、みあげていいました。

「あぁ、おれさまの「いえ」もすっかりかわってしまった・・・」

 

「しばっきん」のすみかだった

「はのいえ」は、きれいにそうじされ

あなもきれいにふさがれてしまいました。

 

「しばっきん」はぐったりと

うなだれてしまいました。

 

ですが、「しばっきん」は、だいじなことをおもいだしました。

 

「そうだ!!そうだった!!」

 

「しばっきん」はぶきみなこえでいいました。

「このくちのもちぬしは、「は」をみがくのがきらいなはずだ・・・。」

 

 

おれさまは「しばっきん」

 

そして「しばっきん」は、うれしそうに

さんぽをはじめました。

 

そうです。

いつものように

はなうたをうたいながら

ちょうどよい「いえ」を

さがしにいくのです・・・。

 

おれさまは、「しばっきん」12 おわり