ぽわんとしむーな 4

ぽわん

 

「ねぇ、きみ

きみ一体いったいなにをしてるんだい?

そうやって、しゃがみんで、自分じぶんかげなみだながしてなにあやまっているんだい?」

 

ぽわんは、真っ赤まっからしたで、こえのするほうました。

 

「…かげ?」

 

ぽわんはなんことからず、質問しつもんをしました。

 

「うん、かげ

きみのしゃがみんでいる背中せなかには、

いつもおさまがきみていたからね。

気付きづいていないだろうけど、

きみまえにはいつもきみかげがあるよ。」

 

ぽわんは自分じぶん足元あしもとました。

 

たしかにぽわんのかげが、しむーなのいていた場所ばしょに、クッキリとうつっていました。

 

「いつまでもいていないで、おさまにかおけなよ。

いつまでもまらないで、おさまにかって
きなよ。」

 

「…うん」

 

ぽわんは、ゆっくりがって、おさまを見上みあげました。

 

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